温暖で雨がよく降るため、さまざまな動植物が生息する自然豊かな地域が多いが、
大陸西部には一帯が魔瘴に包まれた呪われた地も存在。
北部には樹齢500年を超える世界樹が生えている。
久遠の森にそびえる世界樹は
エルフにとって重要な存在だ。
呪われた大地には魔瘴の影響で黒く染まった、
暗黒大樹が立っている。
とがった耳と半透明の羽、自然を敬う心を持った種族。
世界の理への探求心が強く、膨大な知識やさまざまな技術を代々受け継いでいる。
エルフにとっては教える立場でもまだ学びの途中。
探求心がつきることはないのだ。
クギを使わないで建てられた木造建築物など、
エルフの技術は建築物にも活かされている。
カムシカは風の化身としてエルフに愛されている
動物で、共存している地域もある。
世界樹の開花を祝う祭りなど古くからの神事や風習が残る歴史ある村や町が多い。
自然を愛する種族だけあり、町の中には桜並木や巨木など緑で溢れている。
ツスクルの村
「学びの庭」という学術施設のある学問の村。風のチカラを操るという巫女が村を治めている。
風の町アズラン
新しい風の加護を祈願する「風送りの儀」の風習があり、風の化身・カムシカと共存する町だ。
カミハルムイ城/王都カミハルムイ
年中桜が咲き誇る、カミハルムイ王家が治める都。中央の城はお堀に囲まれている。
ガケっぷち村
呪われた大地を監視する目的で作られたという村。すぐ横には光の河が流れている。
エルトナ大陸のツスクルの村にある「学びの庭」の生徒だった若者に魂を宿した主人公は、
同級生たちと切磋琢磨しながら、卒業試験の合格をめざす。
少女・フウラたちとともに「学びの庭」の
卒業試験「若葉の試み」に挑む。
魂を宿したエルフは、「学びの庭」創設以来の
天才として、将来を期待されていた人物だった。
世界樹の丘で最後の「力の試練」に
挑もうとするが……。